ページ更新: 2008-08-29 (金) (5322日前)
関連: Trac Lightning (旧:Trac月), ../Windows, ../News, Windows/Apache (2006-04-11 新規作成) All-In-One-Tracとは、 Trac日本語版と、Tracに必要なソフトウェア (Python, Subversion, SQLite), Apache, mod_python, Subversionクライアント、 Subversionの資料 をまとめて、唯1つのインストーラでインストールするもの。 同様の物は他に Trac Lightning (旧:Trac月) がある。
目次 [編集]情報源 #
関連: ../News#All-In-One-Trac-v0-1-0, ../News#All-In-One-Trac-v0-1-1, ../Windows [編集]インストール (All-In-One Trac v0.1.0) #[編集]環境 #
ダウンロード直後 #インストーラー all-in-one-trac-v0.1.0.setup.exe をダウンロードした直後。 (VMware workstation 4.5.3上の Windows 2000 Professional SP4) [編集] インストーラーを起動 #インストーラーを起動すると、以下の画面が表示される。 [編集] ライセンス契約書の確認 #[編集] インストール先を選ぶ #インストール先を指定する。ここで指定したフォルダに全てのプログラムがインストールされる。 (Tracだけではなく、PythonやSubversionやApache2も) 補足: 2006-05-07
プロジェクト名、ポート、スタートアップ #Tracのプロジェクト名、Tracの通信ポート(ブラウザでアクセスするときのポート、Apacheの設定)、Windowsのスタートアップへ登録の有無を指定する。
実際のインストール #インストーラーによって、この段階で実際のインストール作業が行われる。 具体的には、ファイルの展開、指定フォルダへのファイルのコピー、Subversionリポジトリの作成、Tracの環境設定 (trac-admin)、プログラムメニューへの登録など。 ファイルの展開、指定フォルダーへのコピーが行われている。 「C:\trac-0.1.0\setup.bat」が実行されている。 このバッチファイルからTrac自身のインストーラーが起動されたり、Subversionのリポジトリが作成されたり、Tracのプロジェクトの作成が行われているようだ。 [編集] インストール完了 #[編集] All-In-One Tracの起動画面 #インストーラーの終了時に「All-In-One Trac v0.1.0を実行」を選んだときに表示される画面。 このコマンドプロンプトではApache.exeが実行されている。 [編集] スタートメニュー #[編集] ブラウザで開く #「プログラム(P)」→「All-In-One Trac」→「trac-project-page」を実行すると、ブラウザが起動し、プロジェクト選択画面を表示する。 [編集] Tracのプロジェクトのルート画面 #プロジェクト一覧でプロジェクトをクリック(ここではインストール時に作成した「システム開発プロジェクトポータル」)をクリックすると、 そのプロジェクトが開く。 Trac自身だけではなく、All-In-One Tracの説明や同梱している他のソフトウェアや文書もこのページアクセスできる。よく読んでおくこと。 特にAll-In-One Trac自身が用意しているスクリプト(バッチファイルなど)があり、これらを使うことで作業が容易になるので、よく読むこと。 [編集] インストール時に作成されたディレクトリ #インストール先フォルダの下の構造。 trac-0.1.0以下にTracや各種のソフトウェアがインストールされる。
[編集] Windowsの再起動後 #Windowsを再起動すると、「スタートアップ」でTrac(正確にはApache)がコマンドプロンプト(最小化)で起動される。 [編集] ごたくを並べる #ごたくを並べてみる。(ほとんど裏を取ってないので、NOTEですらない) [編集]2006-04-12 環境変数とサービス化についての考察 #
2006-04-17 Tracご意見・ご質問掲示板/7 - サービス化 #
2006-04-20 Tracご意見・ご質問掲示板/1 - AccountMangerPluginの全機能を使うにはPython2.4が必要だが… #Python 2.4 が必要な理由は、再現不可能性を満たすために Python 2.4 の os.urandom を用いるため。 なお、AccountManagerPluginは os.urandom が無いときは代わりに /dev/urandom デバイスを使う。 しかし、このデバイスは Windows には用意されていない。 AccountManagerPluginの問題を改善するには:
関連:
2006-04-28 trac.ini、UTF-8N、BOM #[編集]2006-07-01 #[windows] コマンドプロンプトの言語設定 - メモの日々 (2006-06-30) 環境変数APR_ICONV_PATHを設定すれば直るかな? 未確認なので、まだコメントしないけど。 あるいはAll-In-One Trac自体にsvnadmin.exeをラップしたバッチファイルが用意されてるかもしれんし。 set APR_ICONV_PATH=C:\...\Subversion\iconv svnadmin.exe %*[編集] 2006-09-07 TCP LISTEN, クライアントからの接続確認 #メモ。 All-In-One Trac v0.1.1 (Windows 2000) C:\Documents and Settings\username>ipconfig Windows 2000 IP Configuration Ethernet adapter ローカル エリア接続: IP Address. . . . . . . . . . . . : 192.168.1.17 Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0 Default Gateway . . . . . . . . . : 192.168.1.1 C:\Documents and Settings\username>netstat -a -n | findstr ":80" TCP 0.0.0.0:80 0.0.0.0:0 LISTENING TCP 192.168.1.17:1031 60.254.185.18:80 TIME_WAIT TCP 192.168.1.17:1034 60.254.185.18:80 TIME_WAIT C:\Documents and Settings\username> クライアント (Windows XP Professional SP2) C:\>ipconfig Windows IP Configuration Ethernet adapter ローカル エリア接続 3: IP Address. . . . . . . . . . . . : 192.168.1.14 Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0 Default Gateway . . . . . . . . . : 192.168.1.1 C:\> telnet 192.168.1.17 80 Trying 192.168.1.17... Connected to 192.168.1.17. Escape character is '^]'. GET / HTTP/1.0 HTTP/1.1 200 OK Date: Wed, 06 Sep 2006 15:16:46 GMT Server: Apache/2.0.54 (Win32) SVN/1.3.0 mod_python/3.1.3 Python/2.3.5 DAV/2 Last-Modified: Sat, 11 Mar 2006 17:52:14 GMT ETag: "5219-74-c505af80" Accept-Ranges: bytes Content-Length: 116 Connection: close Content-Type: text/html <html> <head> <meta http-equiv="refresh" content="0;url=/projects/"> </head> <body bgcolor=#ffffff> </body> </html> Connection closed by foreign host. C:\>[編集] 2007-01-11 プロジェクト一覧の表示を禁止する #BBS-Tracご意見・ご質問掲示板/76 - "プロジェクトの一覧を表示させたくない。 より。 mod_rewriteを使って、 /projects や /projects/ にアクセスしたときだけF (=Forbidden, ステータスコード403)にしてやれば、 とりあえず解決する。 LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so RewriteEngine on RewriteRule ^/projects$ - [L,F] RewriteRule ^/projects/$ - [L,F] とはいえmod_rewriteは扱いが難しいので、より簡単な方法があればよいのだが。 あるいは、trac側にそういう機能があればいいのだけど。 (そのうち追加されそうな気もするが……、それとも既にあるかも知れないが、あんまり調べてないし。 本家のチケットにありそうな気もする) [編集]2007-01-15 ポートとプロセスID、サービスの対応を表示 #ポート80番が使われているかどうか、そしてポートを使っているプログラムを特定するには、netstatコマンドとtasklistコマンドを使う。 ポート80番をLISTENしているプロセスのPIDを調べる。(以下の例では PID=976): C:> netstat -ano | findstr ":80" | findstr "LISTEN" TCP 0.0.0.0:80 0.0.0.0:0 LISTENING 976 タスクの一覧から指定したPIDを持つプログラムを調べる(以下の例ではApache.exe): C:> tasklist | findstr "976" Apache.exe 976 Console 0 856 K なお、試しにApache.exeを停止してみる。ポートが開放されるので、netstatに表示されなくなる。 C:> net stop apache2 Apache2 サービスを停止中です.. Apache2 サービスは正常に停止されました。 C:> netstat -ano | findstr ":80" | findstr "LISTEN" C:>[編集] コメント #コメントは ソフト/Bug Tracking/trac#comment にて。 |