ページ更新: 2014-02-06 (木) (2578日前)
関連: Cygwin/apt-cyg, Cygwin/cyg-apt, Cygwin/pmcyg, Cygwin/cyg-pm (2004-03-13 新規作成) インストール時作業の記録。 目次
リリースノートのメモ #
情報源 #[編集]環境と前提条件 #(2004-08-28 追加。Cygwin/PostgreSQL/セットアップ(cygserver版)#p973d2c2 より。) 本文書では、説明の簡素化やトラブルの防止のために、次の設定が行われていると仮定している。
セットアップ #[編集]1. Cygwinからインストーラーを入手する #Cygwinやそのミラーサイトから、インストーラー setup.exe をダウンロードする。 (2013-07-22 Cygwin 1.7.22 では、setup-x86.exe (32bit版) と setup-x86_64.exe (64bit版) の2種類が用意された) (2004-03-14 時点のトップページ) (2011-01-09 時点のトップページ) [編集] 2. setup.exeを起動する #setup.exeを起動すると、セットアップウィンドウが開く。
3. 'Install from Internet'を選ぶ。 #[編集] 4. インストール先ディレクトリなどの設定 #デフォルトは c:\cygwin 。
5. ダウンロードしたパッケージを置くディレクトリの設定 #setup.exeのディレクトリが選択されているはずなので、 そのままにする。 [編集] 6. Internetへの接続方法の選択 #Chapter 2. Setting Up Cygwin - Connection Method [編集]7. パッケージをダウンロードするサイトの選択 #国内なら、たいがい、近いRingサーバを選べばよいかと。 [編集]8. インストールするパッケージの選択 #選択画面。 すべてのパッケージをインストールする場合、「+ All ○ Default」を「+ All ○ Install」に変える。 一部のパッケージのみ入れる場合は、カテゴリごとに選ぶか、 「View」ボタンを押して「Full」や「Not Installed」の画面で個別に選択する。 パッケージの詳細を確認。「View」ボタンを押して「Full」(全パッケージ)や「Partial」(今回インストール/アップデートするパッケージ)に切り替え、ざっと眺めてみる。 「次へ(N)>」ボタンを押して、ダウンロードとインストールを開始。
ウィンドウの大きさ #(2004-08-29 追加) setup.exe version 2.427 では、ウィンドウは広げることができるようになった。 [編集] パッケージ選択の「View」ボタン #(2004-08-29 追加) Category パッケージを分類したもの。複数のカテゴリに所属するパッケージも あることに注意。 Full 全パッケージの一覧。 Partial 今回インストールされるパッケージの一覧。 Up To Date インストール済みのパッケージで、なおかつ、今回更新されないものの一覧。 Not Installed インストールされておらず、なおかつ、今回もインストールされないものの一覧。 [編集] パッケージ選択の「Keep/Prev/Curr/Exp」ラジオボタン #(2004-08-29 追加) 'Keep' 現在インストールされているバージョンをインストール対象にする。 インストール済みのパッケージはそのままにしたいときに使用する。 'Prev' 'Curr'の1つ前のバージョンをインストール対象にする。 'Curr' 現在のインストールもと(「Install from Internet」の場合、 ftpサーバからダウンロードした setup.ini に記載されている最新のバージョン) をインストール対象にする。 インストール済みのパッケージを最新版に入れ替えるときに使用する。 'Exp' 実験的な(experiment)パッケージをインストール対象にする。 [編集] 9. ショートカットアイコン作成の設定 #[編集] 10. インストール完了 #以下の小さいダイアログがでれば、完了。 デスクトップにはこんなショートカットアイコンが作成される。 スタートメニューには「Cygwin」と「Cygwin-X」 (X Window Systemをインストールした場合) が作成される。 [編集] 11. インストール状況の確認 #「Cygwin bash shell」ショートカットを実行する。 初回の起動で、.bashrc, .bash_profile, .inputrc が作成される。 Copying skeleton files. These files are for the user to personalise their cygwin experience. These will never be overwritten. `./.bashrc' -> `/home/username//.bashrc' `./.bash_profile' -> `/home/username//.bash_profile' `./.inputrc' -> `/home/username//.inputrc' (ここでリターンを押す) username@hostname ~ もしも、上記の処理が実行されないときは、Cygwinのイントール先(パスに漢字や空白が含まれていないか?)やユーザ名(漢字や記号や空白が含まれていないか?)をチェックして再度やり直し。 パッケージがちゃんとインストールされたか、確認する。('cygcheck -c'でパッケージを検査し、'grep -v OK'で結果がOKでない行のみを表示している) $ cygcheck -c | grep -v OK Cygwin Package Information Package Version Status apache 1.3.29-2 Incomplete gmp 4.1.2-1 Incomplete apacheとgmpのインストールが失敗しているようなので、再インストールする。 setup.exeを再度実行し、「Install from Local Directory」を選ぶ。 ダウンロード済みのパッケージのメッセージダイジェストがチェックされる。しばらくかかる。 パッケージの一覧画面(Select Packages) が表示されたら、「View」ボタンを数回押して、ボタンの右の文字を「Full」に切り替える。 apacheパッケージを探して、「Reinstall」に切り替える。 同じく、gmpパッケージをも「Reinstall」に切り替える。 「次へ(N) >」ボタンを押して、インストールする。 インストールが完了したら、再度、パッケージの状態を確認し、StatusがOKになっていたら完了。 $ cygcheck -c apache gmp Cygwin Package Information Package Version Status apache 1.3.29-2 OK gmp 4.1.2-1 OK[編集] 12. システム環境変数PATHの設定 #CygwinのいくつかのプログラムをNTサービスとして動作させるなら、システム環境変数PATHに、Cygwinのbinディレクトリを追加する。 今回はc:\cygwinにインストールしたので、c:\cygwin\binを追加した。 システム環境変数を修正したら、変更を反映させるために Windowsを再起動 すること。 再起動しないと、サービス(デーモン)の設定でエラーが発生する。 [編集]Cygwin 64bit版 メモ #(2013-08-13)
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