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関連: Cygwin/apt-cyg, Cygwin/cyg-apt, Cygwin/pmcyg, Cygwin/cyg-pm

(2004-03-13 新規作成)

インストール時作業の記録。

目次

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リリースノートのメモ #

  • 2013-08-12 Cygwin 1.7.23 が出ています。64bit版など。
    • 2013-08-08 Cygwin 1.7.23
      • バグ修正
    • 2013-07-22 Cygwin 1.7.22 (First offical 64 bit release)
      • 64bit版の最初の正式なリリース。インストーラーが従来の setup.exe から、setup-x86.exe (32-bit) と setup-x86_64.exe (64-bit) の2種類に変更されました。ミラーサイトのディレクトリ構造も変更されました (x86 ディレクトリと x86_64 ディレクトリが用意され、その中に setup.bz2 や setup.ini が移動された)。
        md5.sum
        unsupported/
        x86/               ★32bit版
            release/         パッケージ
            setup.bz2        パッケージ一覧
            setup.bz2.sig    〃の署名
            setup.ini        パッケージ一覧
            setup.ini.sig    〃の署名
        x86_64/            ★64bit版
            release/         パッケージ
            setup.bz2        パッケージ一覧
            setup.bz2.sig    〃の署名
            setup.ini        パッケージ一覧
            setup.ini.sig    〃の署名
    • 2013-07-15 Cygwin 1.7.21
      • cygcheckの改良(修正), 他
  • 2013-07-07 Cygwin 1.7.20, gcc (4.7) が出ています。
    • 2013-07-02 gcc-4.7.3-1
      • (experimentalだった) gcc-4.7 を current へ (パッケージ名gccとしてリリース), gcc の -mno-cygwin を完全に削除した, gcc4-4.5.3 のパッケージをgccのprev (setup.iniを見れば判る)にした, (setup.ini では gcc4 は obsolute にされていた)
    • 2013-06-07 Cygwin 1.7.20
      • Cygwin 1.7.19 の buffix
    • 2013-06-05 Cygwin 1.7.19
      • Windows 2000 と XP SP3未満のサポートを停止, 64bit版Cygwin(x86_64)のサポート, 他
  • 2012-02-27 setup.exe 2.769 と Cygwin 1.7.11 が出ています。pldd コマンドの追加など。
  • 2011-11-22 setup.exe 2.761 より、Cygwin をインストールしたとき作られるショートカットは Windows コマンドプロンプトではなく、mintty を使うようになりました。また、これに伴い、mintty がデフォルトでインストールされるようになりました。
  • 2004-08-29 パッケージ選択画面の解説を追加した。
    ウィンドウのクローズボックスなどの並びに2つ余分なボタンが表示されているが、 これは無視すること(UltraMonのボタン)。
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情報源 #

第2章 Cygwin をセットアップする

Chapter 2. Setting Up Cygwin

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環境と前提条件 #

2004-08-28 追加。Cygwin/PostgreSQL/セットアップ(cygserver版)#p973d2c2 より。)

本文書では、説明の簡素化やトラブルの防止のために、次の設定が行われていると仮定している。

  • PCのホスト名には漢字記号空白が含まれていないこと。
    Cygwinに限ったことではないが。 (なお、本文書ではPCのホスト名は hostname あるいは HOSTNAME と記す)
  • 作業を行うユーザ名には 漢字記号空白が含まれていないこと。
    Cygwinに限ったことではないが。 (なお、本文書では、このユーザを username と記す)
  • ユーザ username は Administrators グループに所属している こと。
  • Cygwin の setup.exe は 漢字記号空白が含まれていない ディレクトリに置かれていること。
    (なお、本文書では、c:\setup\cygwin ディレクトリが作成され、そこに setup.exe が置かれていることと仮定する)
  • Cygwin の パッケージの格納先は setup.exe が置かれているディレクトリを使う (デフォルト)。
    (なお、本文書では、c:\setup\cygwin ディレクトリに格納するものとする)
  • Cygwin の Root Directory は C:\cygwin にする(デフォルト)。
  • Windows の システム環境変数 Path に C:\cygwin\bin を追加する。
    Cygwin のプログラム (inetd、apache, postgresql など) をサービスとして動作させる場合はたぶん必須。DLLをサービスが見つけられるようにするため。
    代わりに、cygwin1.dll を %windir%\system32 にコピーしても動作するかもしれないが、cygwin パッケージをアップデートするたびにコピー作業が必要になるので推奨しない。コピーし忘れたときのトラブルシューティングもやりにくいだろうし。
    cygrunsrv のオプション --env で設定しても良いだろうが、試したことがない。
  • cygserver を使う場合、Windowsのシステム環境変数 CYGWIN に、文字列 "server" を追加する。
    これまで CYGWIN を定義していないのであれば新たに環境変数を作って、その値に server を設定する。
    あるいは、cygrunsrv のオプション --env で設定しても良い(試したことはないが)
    (詳しくは Cygwin 付属の文書 /usr/share/doc/cygwin/cygserver.README を見ること。)
    • Cygwin 1.7系ではこの設定は不要とのこと。
  • システム環境変数を追加・修正した後は、いったん、Windows を再起動している。
    (セットアップ時には必要ではないが、あとで apache や postgresql をサービスとして稼働させる場合は必須である。Cygwin に限ったことではない。)
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セットアップ #

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1. Cygwinからインストーラーを入手する #

Cygwinやそのミラーサイトから、インストーラー setup.exe をダウンロードする。 (2013-07-22 Cygwin 1.7.22 では、setup-x86.exe (32bit版) と setup-x86_64.exe (64bit版) の2種類が用意された)

(2004-03-14 時点のトップページ)

cygwin_setup_01.png

(2011-01-09 時点のトップページ)

cygwin.com-2010-01-19.png

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2. setup.exeを起動する #

setup.exeを起動すると、セットアップウィンドウが開く。
(このときの setup.exe のバージョンは 2.416)

cygwin_setup_02.png

  • 2005-08-25時点のバージョンは 2.457.2.2 (2005-08-25)
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3. 'Install from Internet'を選ぶ。 #

cygwin_setup_03.png

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4. インストール先ディレクトリなどの設定 #

デフォルトは c:\cygwin 。

cygwin_setup_04.png

  • 補足 2006-02-21
    • 将来、Cygwinのプログラム (Apache, inetd, cron, PostgreSQL など) をNTサービス(「SYSTEM」ユーザやその他のユーザを使う)で起動するつもりであれば「Install For」は「All Users」するべき? (「Just Me」は試したことないのでわからない‥‥)
    • 「Root Directory」をデフォルト(C:\cygwin)から変更する場合、空白が含まれているパス(例:C:\Program Files\cygwin)や全角文字(例:C:\ユーザー名\cygwin)は避けるべき。
    • 「Default Text File Type」もデフォルトの「Unix」のままにしておくべき?
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5. ダウンロードしたパッケージを置くディレクトリの設定 #

setup.exeのディレクトリが選択されているはずなので、 そのままにする。

cygwin_setup_05.png

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6. Internetへの接続方法の選択 #

cygwin_setup_06.png

Chapter 2. Setting Up Cygwin - Connection Method

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7. パッケージをダウンロードするサイトの選択 #

cygwin_setup_07.png

国内なら、たいがい、近いRingサーバを選べばよいかと。

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8. インストールするパッケージの選択 #

選択画面。

cygwin_setup_08.png

すべてのパッケージをインストールする場合、「+ All ○ Default」を「+ All ○ Install」に変える。

cygwin_setup_09.png

一部のパッケージのみ入れる場合は、カテゴリごとに選ぶか、 「View」ボタンを押して「Full」や「Not Installed」の画面で個別に選択する。

パッケージの詳細を確認。「View」ボタンを押して「Full」(全パッケージ)や「Partial」(今回インストール/アップデートするパッケージ)に切り替え、ざっと眺めてみる。

cygwin_setup_10.png

「次へ(N)>」ボタンを押して、ダウンロードとインストールを開始。
全パッケージを入れる場合、所要時間は約1時間(回線速度は 5.0Mbps、ftpサイトはso-net)。

  • 補足 (2004-08-29)
    • PostgreSQL とその依存パッケージ、Baseカテゴリのパッケージのみ入れる場合、約5分。
      postgresql と最小限のパッケージも参照のこと。
    • パッケージを個別に選ぶ場合、あるいはカテゴリごとに選ぶ場合、パッケージを選ぶ(インストール対象にする)と、そのパッケージの動作に必要なパッケージ(依存パッケージ)もインストール対象になる。しかし、パッケージをインストール対象から外しても、依存パッケージはインストール対象のままなので、個別に修正する必要がある。
  • 補足 (2005-08-25)
    • 初回はデフォルトのパッケージ(すでに選択されているパッケージ)だけをインストールし、Cygwinが正常に動作することを 確認してから、必要なパッケージをインストールした方がよいかもしれない。
    • まれにsetup.iniファイル (ftp**** ディレクトリの中の)が壊れることがあるので、ダウンロード中にエラーが出るようなら、 setup.iniを消して、最初からやり直した方がよいかも知れない。
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ウィンドウの大きさ #

2004-08-29 追加)

setup.exe version 2.427 では、ウィンドウは広げることができるようになった。

cygwin_setup_08_01.png

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パッケージ選択の「View」ボタン #

2004-08-29 追加)

Category パッケージを分類したもの。複数のカテゴリに所属するパッケージも あることに注意。

cygwin_setup_08_02.png


Full 全パッケージの一覧。

cygwin_setup_08_03.png


Partial 今回インストールされるパッケージの一覧。

cygwin_setup_08_04.png


Up To Date インストール済みのパッケージで、なおかつ、今回更新されないものの一覧。

cygwin_setup_08_05.png


Not Installed インストールされておらず、なおかつ、今回もインストールされないものの一覧。

cygwin_setup_08_06.png

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パッケージ選択の「Keep/Prev/Curr/Exp」ラジオボタン #

2004-08-29 追加)

'Keep' 現在インストールされているバージョンをインストール対象にする。

インストール済みのパッケージはそのままにしたいときに使用する。

cygwin_setup_08_07.png


'Prev' 'Curr'の1つ前のバージョンをインストール対象にする。

cygwin_setup_08_08.png


'Curr' 現在のインストールもと(「Install from Internet」の場合、 ftpサーバからダウンロードした setup.ini に記載されている最新のバージョン) をインストール対象にする。

インストール済みのパッケージを最新版に入れ替えるときに使用する。

cygwin_setup_08_09.png


'Exp' 実験的な(experiment)パッケージをインストール対象にする。

cygwin_setup_08_10.png

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9. ショートカットアイコン作成の設定 #

cygwin_setup_11.png

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10. インストール完了 #

以下の小さいダイアログがでれば、完了。

cygwin_setup_12.png

デスクトップにはこんなショートカットアイコンが作成される。

cygwin_setup_13.png

スタートメニューには「Cygwin」と「Cygwin-X」 (X Window Systemをインストールした場合) が作成される。

cygwin_setup_15.png

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11. インストール状況の確認 #

「Cygwin bash shell」ショートカットを実行する。 初回の起動で、.bashrc, .bash_profile, .inputrc が作成される。

Copying skeleton files.
These files are for the user to personalise
their cygwin experience.

These will never be overwritten.

`./.bashrc' -> `/home/username//.bashrc'
`./.bash_profile' -> `/home/username//.bash_profile'
`./.inputrc' -> `/home/username//.inputrc'

(ここでリターンを押す)
username@hostname ~

もしも、上記の処理が実行されないときは、Cygwinのイントール先(パスに漢字や空白が含まれていないか?)やユーザ名(漢字や記号や空白が含まれていないか?)をチェックして再度やり直し。

パッケージがちゃんとインストールされたか、確認する。('cygcheck -c'でパッケージを検査し、'grep -v OK'で結果がOKでない行のみを表示している)

$ cygcheck -c | grep -v OK
Cygwin Package Information
Package                 Version            Status
apache                  1.3.29-2           Incomplete
gmp                     4.1.2-1            Incomplete

apacheとgmpのインストールが失敗しているようなので、再インストールする。

setup.exeを再度実行し、「Install from Local Directory」を選ぶ。

cygwin_setup_16.png

ダウンロード済みのパッケージのメッセージダイジェストがチェックされる。しばらくかかる。

cygwin_setup_17.png

パッケージの一覧画面(Select Packages) が表示されたら、「View」ボタンを数回押して、ボタンの右の文字を「Full」に切り替える。

apacheパッケージを探して、「Reinstall」に切り替える。

cygwin_setup_18m.png

同じく、gmpパッケージをも「Reinstall」に切り替える。

cygwin_setup_19m.png

「次へ(N) >」ボタンを押して、インストールする。

cygwin_setup_20.png

cygwin_setup_21.png

インストールが完了したら、再度、パッケージの状態を確認し、StatusがOKになっていたら完了。

$ cygcheck -c apache gmp
Cygwin Package Information
Package              Version        Status
apache               1.3.29-2       OK
gmp                  4.1.2-1        OK
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12. システム環境変数PATHの設定 #

CygwinのいくつかのプログラムをNTサービスとして動作させるなら、システム環境変数PATHに、Cygwinのbinディレクトリを追加する。

今回はc:\cygwinにインストールしたので、c:\cygwin\binを追加した。

cygwin_setup_14.png

システム環境変数を修正したら、変更を反映させるために Windowsを再起動 すること。 再起動しないと、サービス(デーモン)の設定でエラーが発生する。

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Cygwin 64bit版 メモ #

(2013-08-13)

  1. インストーラーは setup-x86_64.exe
  2. デフォルトのインストール先は C:\cygwin64 なので、32bit版と
  3. Local Package Directory で指定したディレクトリの「サイト名/x86_64」にパッケージがダウンロードされる
    1. Local Package Directory は(たぶん)レジストリに記憶されるのだが、32bit版は 「サイト名/x86」に保存されるので、32bit版/64bit版で共用できる。
  4. 現時点の g++ のバージョンは
    1. Cygwin 1.7.23 32bit = g++ 4.7.3
      $ cygcheck -f `which g++`
      gcc-g++-4.7.3-1
    2. Cygwin 1.7.23 64bit = g++ 4.8.1
      $ cygcheck -f `which g++`
      gcc-g++-4.8.1-3