ページ更新: 2012-10-01 (月) (3828日前)
関連:
Linux/RedHat/RHCE
(2003-08-15)
受験のきっかけは、2003年に「もうすぐ LPIC-3 が予定されている]」との情報を得たので、
LPIC-3試験開始前にさっさとLPIC-2まで取得しようと思ったこと。
LPIC-3 は 2007年1月から。()
目次
[編集]概略 #
- LPI。Linux Professional Institute の略。Linux 技術者を認定する世界的な組織。
- LPIC。認定資格。LPI-Certificate の略。「えるぴっく」。Level-1 ならLPIC-1(えるぴっく わん) 。
- LPICの有効期限は合格日から
10年 5年。
- 国内では VUE、アールプロメトリック、NTTデータ テスティングサービスの試験場で受験できる。事前申し込みが必要。
- レベルは LPIC-1, LPIC-2, LPIC-3 の3つがある。
- LPIC-1 (Junior Level Administration) は 101,102 の両試験に合格すれば取得
- 101 Linux一般1
- 102 Linux一般2
- LPIC-2 (Intermediate Level Administration) は LPIC-1 取得後に、201,202 の合格が必要。
- 201 応用管理
- 202 Linuxネットワーク管理
- LPIC-3 (Senior Level Administration): Core とその他
- 受験料は101,102,201,202が ¥15,000/1試験。LPIC-2 を取得するには最低限で (2+2)×¥15,000 = ¥60,000 が必要。
[編集]情報源 #
[編集]LPI #
[編集]News #
[編集]その他 #
Linux資格 LPICを受けようLV1
[編集]Linuxの準備 () #
学習用にLinuxを用意しておくと良い。
しかし、別のPCを用意するのは面倒だし、デュアルブートやCDから起動するLinuxを使うと調べ物をするのに困る。
そこで、VMware (Workstation/Player/Server) を使ってLinux環境を用意することをお勧めする。
→ソフト/VMware
[編集]受験時の覚え書き #
[編集]受験前のスキル #
- Debian 2.0(hamm), 2.1(slink), 2.2(potato), 3.0(woody)、RedHat 7.2(Enigma), 9.0(Shrike)、Knoppix 3.2 を使用。
- Debian 2.0, 2.1, 2.2, 3.0, RedHat 7.2 はインターネットに繋ぐサーバで使用した。
- RedHat 9.0, Knoppix 3.2 はクライアントとして使用。
- SLS, Slackware, Yggdrasil も触ったけど、当時はエディタとコンパイラしか触らなかったり。
- kernel は 2.0, 2.2, 2.4 を使った。0.99もたぶん使ったが‥‥忘却。(SLS, Slackware, Yggdrasilのころだ)。kernelのコンパイルはほとんどやらない。moduleのコンパイルはたまに。
- NFSは最低限しかしらない (/etc/exportと、fstabに書くオプションのいくつか)
- sambaはほぼ初期設定で使用してるので、詳しくない。
- apacheは 1.3 (1.3.2 - 1.3.27) を使った。modのコンパイル(apxs)はたまにやる。
- bind 8, bind 9 は経験済み。bind4は未経験。bind 8 から 9に移行したのは2000〜2001年だったかと。bindのセキュリティの問題で。
- ftpdは主に proftpd を使用。wu-ftpdはさほど使っていない。vsftpd, pureftpdは未経験。
- MTA は sendmail 8.9.1〜、postfix を使った。WIDE-CFは未使用で cf を使った。いずれもdebianパッケージのみ使用。
- メーリングリストは組んだことない。fmlはインストールしただけ。majordomo、cmld、lister、mailman はユーザとして使用しただけ。
- Xは、まれにCygwinをXサーバにして使う。XDMCPは使ったことない。
- NIS、プリンタ(lpr, cups)は未経験。
- sed, trはあまり使わない。awkは以前よく使った。perlもよく使う。
- NetNewsは、innを使ってfeed受けていた。
- LDAPは未経験。OpenLDAPはインストールしてあるが。
- LVMは試したことある。(Debian 3.0, 3.1β, RedHat 9.0で、LVM1.0を使った)
- ssh/sshdは頻繁に使うが、設定はほぼデフォルトを使っている。
[編集]学習方法 #
使用したテキストと学習時間
環境:
- Cygwin
- Linuxと共通のコマンド (GNU Coreutils, GNU Fileutils,...) の動作確認、manの閲覧に使用。
- VMware Workstation 4.0 を購入 (手持ちのライセンスをアップグレード)、RedHat 9.0とDebianを入れた。
- man、infoの閲覧、各種設定ファイルの確認に使用(特にX,CUPS,LDAP)、LVMの動作確認。
- ずいぶん前にDebian GNU/Linuxを入れたノートPC Dynabook Satellite 2140
- man、infoの閲覧、各種設定の確認(特にPCMCIA、ISA、pppd)。
- DNS の設定などはこのサイト(discypus.jp)自体の設定ファイルも確認。
[編集]得点 #
| | 点数 | 正答数/問題数 | 正答率% | 弱点 | 202 | 2003-11-08 | 610 | 40/54 | 74% | | | | ネットワーク | / 9 | 100 | | | | メール・ニュース | / 8 | 100 | | | | ネームサーバ | /10 | 70 | * | | | Webサービス | / 7 | 42 | ** | | | クライアント管理 | / 6 | 50 | ** | | | セキュリティ | /11 | 72 | * | | | ネットワーク・トラブルシューティング | / 3 | 66 | ** | 201 | 2003-11-08 | 670 | 44/51 | 86% | | | 201 | カーネル | / 5 | 100 | | | 202 | システムの起動 | / 6 | 100 | | | 203 | ファイルシステム | /11 | 100 | | | 204 | ハードウェア | / 6 | 66 | ** | | 209 | ファイル共有システム | /10 | 70 | * | | 211 | システムメンテナンス | / 5 | 100 | | | 213 | スクリプティング・スケジューリング | / 4 | 75 | * | | 214 | トラブルシューティング | / 4 | 75 | * | 102 | 2003-08-30 | 610 | 60/73 | 82% | | | 1 | Administrative Tasks | /15 | 80 | | | 2 | Networking Fundamentals | /10 | 80 | | | 3 | Network Services | /18 | 83 | | | 4 | Security | / 6 | 50 | ** | | 5 | Kernel | / 5 | 80 | | | 6 | Boot, Initialization and Runlevels | / 4 | 100 | | | 7 | Printing | / 3 | 67 | ** | | 8 | Documentation | / 6 | 100 | | | 9 | Shells, Scripting, Programming, Compiling | / 6 | 100 | | 101 | 2003-08-30 | 630 | 56/65 | 86% | | | 1 | Hardware and Architecture | / 7 | 100 | | | 2 | Linux Installation and Package Management | /14 | 92 | | | 3 | GNU and Unix Commands | /20 | 85 | | | 4 | Devices, Filesystems, and FHS | /16 | 87 | | | 5 | X Window System | / 8 | 62 | * |
[編集]感想と課題 (202完了時点) 2003-11-08 #
- 202の正答率が低い。
- 次の分野が弱い
- NFS、NIS, プリンタ
- Apache (我ながら意外)
- sshd設定
- bind4 (忘却した... bind8と9ならともかく)
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