PayPay(ペイペイ)は、国内シェア率No.1のキャッシュレス決済サービスです。
お店やネットショッピングでの支払いに使えるのはもちろん、「送る・受け取る」機能により個人間送金もできます。
この個人間送金のメリットは「手数料無料ですぐに反映される」ことです。
スマホからかんたんに送金ができるため、友人や同僚とのお金のやり取りがスムーズに行えます。
しかし「どんな送金方法があるのだろう」「個人情報はどこまで表示される?」など気になる点も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、「PayPayで知らない人から送金してもらう方法」と「注意点やリスク」について解説します。
PayPayで知らない人から送金してもらう方法
PayPayで送金してもらう方法は、次の5つがあります。
- QRコード(マイコード)を見せて読み取ってもらう
- 受け取りリンクのURL(マイコード)を作成し送ってもらう
- 携帯電話番号を伝えて送金してもらう
- PayPay ID を伝えて送金してもらう
- 請求して送金してもらう
それぞれを詳しく見ていきましょう。
QRコード(マイコード)を見せて読み取ってもらう
「連絡先は知らないけれど、その場ですぐに個人間送金を行いたい」時に便利な方法です。
スマホ画面を読み取ってもらう必要があり、相手がすぐ近くにいる状況に適しています。
【手順】
画像引用元:PayPay公式
1.ホーム画面右下にある「アカウント」をタップします
画像引用元:PayPay公式
2.「マイコード」をタップします
画像引用元:PayPay公式
3.表示されたQRコード(マイコード)を送り手に見せてスキャンしてもらいます
画像引用元:PayPay公式
4.通知が届いたら受け取りの操作を勧めます
(自動受け取りの設定をしている場合は自動で受け取りされます)
離れている相手から送金してもらう場合には、次のリンク(URL)から送ってもらう方法がおすすめです。
受け取りリンクのURL(マイコード)を作成し送ってもらう
送金してもらう相手が遠方にいるが、メッセージアプリやSNSなどで連絡が取れる場合に便利な方法です。
【手順】
1.QRコード作成手順に沿ってコード画面を表示します
2.「受け取りリンクをコピーする」をクリックし、メッセージアプリやSNSなどで送りてに伝えて送金してもらいます
3.通知が届いたら受け取りの操作を勧めます
(自動受け取りの設定をしている場合は自動で受け取りされます)
携帯電話番号を伝えて送金してもらう
PayPayに登録した「携帯電話番号」を送り手に伝えて送金してもらう方法です。
既に電話番号を知っている友人や家族間との送金に向いています。
【手順】
画像引用元:PayPay公式
1.PayPayに登録した携帯電話番号を送り手に伝えて送金してもらいます
画像引用元:PayPay公式
2.通知が届いたら受け取りの操作を勧めます
(自動受け取りの設定をしている場合は自動で受け取りされます)
PayPay IDを伝えて送金してもらう
事前に自分で設定したPayPayIDを送り手に伝えて送金してもらう方法です。
手順は電話番号を利用した送金と同じですが、こちらはお互いの電話番号を伝える必要がありません。
※一度設定したPayPayIDは削除・変更はできませんのでご注意ください
請求して送金してもらう
送金してもらう相手の「携帯電話番号」か「PayPayID」を入力し、こちら側が金額を入力して請求してもらう方法です。
【手順】
画像引用元:PayPay公式
1.ホーム画面で「送る」を選択します
画像引用元:PayPay公式
2.「携帯電話番号・PayPayIDを検索」を選択します
画像引用元:PayPay公式
3.請求する相手の「携帯電話番号」か「PayPayID」を入力すると表示される名前を確認し選択します
(相手が表示名を設定していない場合は電話番号が表示されます)
画像引用元:PayPay公式
4.「請求」を選択します
画像引用元:PayPay公式
5.金額を入力し「次へ」を選択します
画像引用元:PayPay公式
6.内容を確認し「〇〇円を請求する」を選択します
画像引用元:PayPay公式
7.請求のリクエストを送り、相手から支払いがされたら完了です
PayPayで知らない人から送金してもらうのは安全?注意点やリスクも
PayPayでの送金は便利ですが、知らない相手とのやりとりは以下のような注意点やリスクもあります。
- 初期設定では表示名に電話番号が表示される
- 詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性がある
それぞれを詳しく見ていきましょう。
初期設定では表示名に電話番号が表示される
初期設定では、表示名としてPayPayに登録した電話番号が表示されます。
表示名は送る側・受け取る側のどちらでも表示されるため、相手に電話番号を知られてしまいます。
これを防ぐためには、事前にアカウントの表示名を本名以外に設定しておくと安心です。
詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性がある
PayPayでの送金は匿名性が高いため身バレリスクが低く便利ですが、知らない人とのお金のやり取りは詐欺などの可能性もあり注意が必要です。
実際に「送る・受け取る」機能を利用したトラブルには、以下のような事例が確認されています。
- SNS上で知り合った相手から商品を購入するため送金したが、商品が送られてこないまま連絡がつかなくなった。
- 「特典を受け取るためにはアカウント情報が必要」とだまされ、ログイン情報を教えてしまった。
PayPayでは、見知らぬ相手との残高のやり取りは推奨されておりません。
知らない相手との「送る・受け取る」機能の利用は、自己責任であるということに留意しましょう。
PayPayによる注意喚起:https://paypay.ne.jp/notice/20220810/s-01/
PayPayの「残高を送る・受け取る」機能の特徴やメリット
PayPayの「残高を送る・受け取る」機能の特徴やメリットは、次の4つがあります。
- いつでも何度でも手数料無料
- 1円単位で金額指定ができる
- 離れた場所にいる相手へ送金できる
- 知らない人から送金してもらえる
それぞれを詳しく見ていきましょう。
いつでも何度でも手数料無料
PayPayでの「残高を送る・受け取る機能」は、いつでも何度でも手数料が無料です。
銀行の振込のように営業時間や手数料を気にする必要がありません。
さらに24時間365日いつでも使えるため、必要になった時にすぐ送金ができます。
※1度に送れる金額は最大10万円までです。
1円単位で金額指定ができる
金額指定が1円単位で可能なため、友人や同僚に立て替えてもらった支払いなどへ利用するのも便利です。
現金だと小銭が足りない場合もありますが、PayPayなら過不足なくすぐに清算できます。
離れた場所にいる相手へ送金できる
離れた場所にいる相手へリアルタイムで送金ができます。
お出かけ先での買い物を頼む際や、遠方で暮らす家族への仕送りにも便利です。
知らない人から送金してもらえる
電話番号や氏名、口座番号を伝えなくても個人間での送金ができます。
例えばインターネット上での知り合いなど、実際には会ったことがない人からでも匿名のまま送金が可能です。
この機能を利用してX(元Twitter)などのSNS上では、チケットや限定グッズのやりとりに活用されることもあります。
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