【ゆうちょ銀行ひどい】手数料やATMなどのメリット・デメリット解説

銀行
 

ゆうちょ銀行はひどいって聞いたけど、実際のところどうなの?

 

ゆうちょ銀行に口座を作ろうか悩んでいる

そんな方に向けて、今回はゆうちょ銀行の特徴やメリット・デメリットについて紹介します。ゆうちょ銀行を上手に使えば、手数料を節約しつつ安心して口座を利用できます。

ゆうちょ銀行はやめた方がいいと言われるのはなぜ?

「ゆうちょ銀行はやめた方がいい」と言われる主な理由は、以下の3点です。

  • 預金金利が高くない
  • ファミマ以外のコンビニATMでは手数料が有料
  • 給与振込口座にできないことが多い

それぞれの項目について解説します。

預金金利が高くない

ゆうちょ銀行の預金金利は0.001%で、10万円を1年預けても金利は1円しか付きません。定期預金にしても0.02%なので、多くのネット銀行が預金金利を0.1~0.2%前後にしていることを考えると、ゆうちょ銀行の預金金利は決して高いとは言えません。

貯金を増やしたいのであれば金利の高いネット銀行に預けるか、投資へ回した方がお得でしょう。

参考:金利一覧-ゆうちょ銀行

ファミマ以外のコンビニATMでは手数料が有料

ファミリーマート以外のコンビニATMからゆうちょ銀行の入出金を行うには、手数料が必要です。

例えばセブン銀行を利用すると、平日 8:45~18:00、土曜 9:00~18:00は220円、それ以外の時間帯は330円の手数料がかかります(それぞれ税込)。貯金するためにゆうちょ銀行の口座を作ったとしても、こまめにコンビニATMを利用していれば残高が減ってしまいます。

ファミリーマート以外のコンビニATMを頻繁に使っている場合は、他の銀行で手数料を優遇するサービスを利用するとお得です。

給与振込口座にできないことが多い

会社によってはゆうちょ銀行を給与振込口座に指定できない場合があります。もし給与振込にゆうちょ銀行を使用したい場合は、指定できるかを事前に確認しておきましょう。

ゆうちょ銀行を使うメリット

ゆうちょ銀行を利用するメリットは、次の3点です。

  • ゆうちょ銀行ATMは手数料無料
  • 全国に窓口、ATMがある
  • ファミリーマートで入出金の手数料無料(一部時間帯を除く)

それぞれ詳しく解説していきます。

ゆうちょ銀行ATMは手数料無料

「ゆうちょ銀行ATMが最近有料になった」と聞いたことがある方も多いかもしれませんが、有料になったのは駅やショッピングセンターに設置してあるATMの時間外手数料です。平日の8:45~18:00、土曜日の9:00~14:00は手数料を払わずに使えます。

また、ゆうちょ銀行、郵便局に設置してあるゆうちょ銀行ATMを使用する場合も手数料はかかりません。

時間帯や場所に注意して使えば、ゆうちょ銀行を使っていても手数料を節約できます。

全国に窓口、ATMがある

ゆうちょ銀行は全国に店舗やATMがあり、どこに住んでいても利用しやすいことが特徴です。全国に店舗数は23,642店、ATMは31,454台あります(2023年3月末時点)。全国銀行計が13,488店であることを考えると、ゆうちょ銀行の店舗数は非常に多いと言えるでしょう。

地方の銀行はATM、店舗の場所に偏りがあり、ネット銀行は実店舗がありません。将来引っ越す可能性がある方や、店舗で直接相談できる銀行を選びたい方は、ゆうちょ銀行が便利です。

参考:ゆうちょ銀行の強み|ゆうちょ銀行

ファミリーマートで入出金の手数料無料(一部時間帯を除く)

ファミリーマートにもゆうちょ銀行ATMがあります。平日の8:45~18:00、土曜日の9:00~14:00は手数料を払わずに使えます(それ以外の時間帯は110円)。

コンビニはファミリーマートに限りますが、コンビニATMで手数料を払わずにお金を下ろしたいという方はゆうちょ銀行がおすすめです。

参考:ATMご利用時間・料金|ゆうちょ銀行

紙の通帳が無料で発行できる

最近はネットバンキングやアプリによる口座の管理が普及してきており、紙の通帳を発行するために手数料がかかる銀行もあります。スマホで口座を管理することに抵抗があり、使い慣れた紙の通帳を使いたいという方もいるかもしれません。

ゆうちょ銀行は紙の通帳を発行する際に手数料がかかりません。紙の通帳を検討している方はゆうちょ銀行を利用するといいでしょう。

もちろんゆうちょ銀行でも「ゆうちょダイレクト」を利用すれば、ネットからも残高照会や振込ができます。

通帳だけでもATMで出金できる

多くの銀行では、通帳だけでは入出金や振込を行えずキャッシュカードが必要になります。しかしゆうちょ銀行では、通帳と暗証番号があれば入出金を行えます(ファミリーマートのATMなど、一部のATMでは例外あり)。

通帳をメインで使いたい方にとって、ゆうちょ銀行はピッタリの銀行と言えるでしょう。

参考:おトクで便利なゆうちょ!|ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行はこんな人におすすめ

ゆうちょ銀行は、賢く使えば手数料を抑えて便利に利用できます。特に次に当てはまる方はゆうちょ銀行がおすすめです。

  • 近所にゆうちょの店舗、ファミリーマートがある人
  • 大手の銀行を利用したい人
  • 全国に窓口がある銀行を選びたい人

それぞれ解説します。

近所にゆうちょの店舗、ファミリーマートがある人

近所にゆうちょ銀行の店舗やファミリーマートがある場合、近所のATMを使えばゆうちょ銀行の手数料が節約できます。

ネット銀行でもコンビニATMの手数料が無料になるサービスはありますが、ひと月あたりに回数が決まっていることが多いため、ファミリーマートのATMを使う場合はゆうちょ銀行の方がお得です。

大手の銀行を利用したい人

ネット銀行は金利も高く便利ですが、普及してから日が浅いため銀行のことをよく知らないという方も多いかもしれません。自分の大事なお金を預けるなら、最近できた銀行よりも信頼できる大手の銀行がいいと感じる方もいるでしょう。

ゆうちょ銀行は2007年10月の郵政民営化により、国の事業から設立されました。歴史があり、よく知っている銀行を利用したいのであればゆうちょ銀行がおすすめです。

参考:ゆうちょ銀行の歴史

全国に窓口がある銀行を選びたい人

ゆうちょ銀行は全国に店舗、ATMがあります。卒業や単身赴任、転勤により住む場所が変わっても、口座を変わらずに利用できるでしょう。

地方の銀行口座を利用している場合、引っ越し先にも同じ銀行があるとは限りません。もし引っ越しをしてから銀行の店舗で手続きが必要になった場合、近くに同じ銀行がなければ遠方の銀行まで足を運ばなければいけません。

また、住む場所は変わらなくても外出先でATMを利用したい場合も、ゆうちょ銀行は便利です。全国に店舗があれば急にお金が必要になったときも慌てずに済みます。

まとめ

今回はゆうちょ銀行のメリット、デメリットを解説しました。

ゆうちょ銀行のメリットゆうちょ銀行のデメリット
・ゆうちょ銀行ATMは手数料無料
・全国に窓口、ATMがある
・ファミリーマートで入出金の手数料無料(一部時間帯を除く)
・預金金利が高くない
・ファミマ以外のコンビニATMでは手数料が有料
・給与振込口座にできないことが多い

住む場所や口座の使い方、口座を使用する目的によって、最適な銀行は異なります。

銀行口座を作るときは口コミや知名度でなんとなく決めるのではなく、手数料や金利を調べて自分に合ったものを選びましょう。

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